常務ということば

実は20代30代の常務取締役が現代の日本では増加傾向にあるのだ。理由は簡単。数人の仲間が集まって起業すれば、一人が社長、残りのメンバーは必然的に役員になることが多いからだ。ベンチャー企業の多くが20代30代の常務取締役を抱えていると考えても差し支えないかもしれない。
常務取締役になりたいと思っても、管理職などとは違い、簡単になれるものではない。単に報酬の大きい小さいだけの話ではなく、管理職が一般社員を管理するだけの存在なのに対し、役員は企業の経営そのものに深く関わる存在だということが大きい。つまり常務は仕事の重みが管理職とはまったくちがうのだ。
常務取締役とは、会社の日常的業務を担当し社長を補佐する役員のこと。常務といえば一般社員にすれば雲の上の存在のようにも聞こえるが、取締役でない場合もある。また、小さい会社では一般社員と変わらないレベルで日常業務をこなす、単なるディレクション担当者である場合もある。
常務執行役員になると、普通、「常務」という呼称はされずに「取締役」と呼ばれることが多いようだ。役員の中にはそう呼ばれることに「寂しい」と感じる人も多いらしい。ただし、執行役になったところで、仕事に大きな変化がない場合もあるので、わざわざ呼び方まで変更する必要があるのかどうかは疑問だ。

  »   This entry was posted on Wednesday, March 19th, 2008 at 5:32:01 and is filed under 未分類. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. Both comments and pings are currently closed.

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